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田園風景(6)

     大原初雪 (川辺の旧家)
          (水彩 F6 2020-01)
       村落の入り口のバス停のすぐ脇を
       川が流れている。この川は村の中心部を
       ずっと流れているので、いろんな角度から
       描くことができる。
       今回は橋の上から旧家を中心に描いてみた。
 
     山村残雪  (その1)
             (水彩 SM 2017-02)
        今冬一番の積雪か と予報が出ている。
        ならば近場の山村でも雪が残っているかも と
        雪景色を描こうと期待して出かけた。
        幸い 雪は残っていた。どこを描こうかとウロウロ。
        白い雪の間からのぞく 大根の葉の緑がきれいだ。
        まず ここで描いてみようと あぜに座り込む。

     大原初雪 (大根畑)
            (水彩 F4 2020-01)
         以前、仲間と描きに行った折は、上のように
         縦構図でスケッチしたのだが、横構図も
         捨てがたいなと 正月休みに描き直してみた。

      山村残雪 (その2)
           (水彩 SM 2017-02)
         山の天気は変わりやすい。
         小雪が降ってきたので、
         軒下から描ける場所を選ぶ。
         坂の上の集落が色もあって面白そうだ。
         小さい紙に 手早く描きとめた。

    山村残雪 (その3)
       (水彩 F6 2017-02)

      小さな川は無粋な護岸ブロックがなく、
      自然のままなので 親しみやすく、
      一枚描こうという気にさせてくれる。

                 

    山村残雪 (その4)
         (水彩 F6 2017-02)
      山村を流れる小さな川には 
      いろんな橋がかかっており、
      どれも絵になりそうだ。
      黒い板の橋は雪解けが早く水浸しだが、
      通る人の影を映し趣があり 絵心を誘う。

     山村残雪 (その5)(赤い壁の家)
            (アクリル SM 2017-02)
      どんよりとした雪曇りのもと、赤い壁と
      畑の白さとの対比が妙に美しく、これは一枚
      描いておきたいと思わず眺めいる。

     大原残雪 (赤い壁の家)
            (水彩 F4 2020-01)
       現場では上のように
       赤い壁と白い雪の対比が面白くて
       家を大きく描いた。
       今回、手前の雪面に重点をおいて描き直してみた。

     山村残雪(その6)(土手の上の集落)
             (水彩 SM 2017-02)
        土手の上の集落の一番手前に 
        大きな茅葺き屋根の民家がどんと構えている。
        昔は奥の民家も全部茅葺きだったんだろうと
        その時の風景を想像しながら筆を走らせた。

      山村残雪 (その7)(集落遠望)
             (水彩 P10 2017-02)
        みぞれっぽい雪が止んだ。
        まるで たそがれ時のようだ。
        白い畑の向うに 集落が雪に埋まっている。
        濡れたアスファルトに
        大きな樹が影を映していた。

     山村残雪 (その8)(茅葺き屋根の民家)
               (水彩 P10 2017-02)
        土手を上っていく階段の雪は
        さすがに 溶けているが、
        上はどうなっているのだろうと
        思わず駆け上がった。

     山村残雪 (その9)(バス停近くの川辺)
                (水彩 F8 2017-02)
       バスを降りると すぐ裏手が川である。
       溶けかかっているものの 適度に残雪があり、
       雪景色としては一枚描いておきたいポイントだ。

      山村残雪 (その10)(大根畑2)
             (水彩 F8 2017-02)
        ここは 高低差もあり 大根の葉の緑も
        くっきりと走っており、描きたいポイントだ。
        と 眺めていると
        山の方から また雪雲が近づいてきた。
        晴れていないのが残念だが贅沢は言えない。


     山村残雪 (その11)(川辺残雪)
              (水彩 F10 22017-03)
       山の奥はまだ曇っているが、こちら側は
       陽がさしてきた。
       同じ風景でも 見違えるほど輝いてくる。
       同じ風景でも こうなると 描きたくなるから不思議だ。

     山村残雪 (その12)
        (水彩 P10 2017-03)
       4月がもうそこまで きている。
       残雪シリーズも 沢山描いてきたが、
       今年はこれで 打ち止めにしよう。
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