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花のある風景(4)


        廃屋に咲くバラ
           (水彩 F10 2013-05)
        いい天気につられて富田林まで
        足をのばした。いい天気を
        通り越して真夏のような日差しに
        ややバテ気味となるが、
        「描きたい」と思わせてくれるものに
        出会うと疲れも吹っ飛ぶ。
        
        廃屋の庭先
        主はもはや居なくなったのを
        知ってか知らずか、
        今年も主を楽しませようと
        バラがけなげに咲いている。

 
 
     里山の桜(T)
        (水彩 P10 2014-04)
        飛鳥路の散策の途中、
        とある里山への登り口のあたりに
        今を盛りと桜が咲いていた。
        何気ない景色ではあるが、
        この時期、一枚は描いておきたい と
        暖かな春の日差しのなか
        ゆっくりとイーゼルをたて始める。


      里山の桜(U)
          (水彩 F10 2014-04)
         友人に誘われ猪名川町に出かけた。
         途中でいちご狩りに参加したが、
         いちごハウスの裏手の農家の庭に
         桜が咲いていた。
         農機具小屋の赤いトタンとの対比が
         妙にきれいで、これは描き残したいと
         いちごのことを忘れ、目を細めて眺める。


    壺阪山 春景
       (水彩 F10 2015-03)
      壺坂の三月はお雛様で有名だが
      どう見てもスケッチには向いていない。
      どこを描こうかと街道から路地を入ると
      レンギョウ満開の春の田園風景があった。
      ここは描いておこうと、手早くスケッチ。
      帰宅後何とか仕上げる。

 
     銀山街道の春
        (水彩 F6 2015-04)
       多田銀山の役所あたりの桜も風情があったが、
       街道のあちこちにも春を告げる花が咲いており、
       散策を楽しくさせてくれる。
       何ということもない田舎道ではあるが、
       描いておきたくなるのは、
       花のなせるものなのだろう。

*

    原立石郷 集落の一隅
          (水彩 F6 2015-10)
       高槻市の原立石を訪ねる。
       この時期、田園は黄金色、
       一部で刈り取りが始まっていた。
       集落をぶらぶら見て回ると、
       何か所か描きたくなるポイントがあった。
       折角来たのだから、季節感のある一枚をと、
       柿の木の下にイーゼルを立てた。
       陰も確保でき、落ち着いて描くことができた。
       目の前に熟した柿が、ボトッと落ちてきたのには
       さすがにびっくりした。


     原原立石郷 集落の一隅(その2)
                 (水彩 F6 2015-10)
       集落の一隅の絵を、少し退いた形で
       描きなおしてみた。
       ひいた分 雰囲気は出ているようにも思えるが、
       一方で絵が少し弱くなったように思える。
       一長一短でわずかなとりかたの変化で
       絵の印象が変わる。
       構図というのは難しいものだ。


    原立石郷 集落の一隅その3
               (水彩 F6 2015-10)
      スケッチポイントを探して 集落内をうろうろ。
      コスモスに囲まれた坂の上に家に
      へばりつような形の鶏小屋をみつけた。
      昔は街中でも あちこちで見かけたもので、
      小学生の頃には確かうちにもあった。
      戦後の極貧期 うみたてのあったかい卵に
      思わず顔がほころんだものだった。
      妙に懐かしい思いがして、
      昨今とんと見なくなったこういう風景、
      一枚は描いておこう。
      コスモスや柿が季節感を演出してくれている事だし。。。

 
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