ギャラリー目次へ 、 HOMEへ、 
      海南、塩津漁港 スケッチの旅 
 (2020年 11月7日〜8日)
 
塩津漁港   (水彩 F3  2020-11)
   塩津漁港へのスケッチ旅行といっても、
   塩津漁港は何の変哲もない小さな漁港で、
   面白いのは丘にへばりつく漁村でのスケッチだ。
   とは言え、漁港の絵も一枚は描いておきたい。
          
     塩津、村落の一隅
          (水彩 F6 2020-11-7)
漁港から裏手の丘へ、何本かの路地がある。
路地といっても急な坂道で、息があがる。
途中でお寺の見える空き地があり、まずはここで
一枚描こうと腰をすえた。


  蔦に覆われた廃屋
       (水彩 F6 2020-11-7)
       一枚描き終え 後ろを振り返ると、つたに覆われた
       廃屋があった。 仲間が廃屋を正面から捉えて
       いい雰囲気で描いている。
       難しそうだったので、逃げたわけではないが、
       まずは裏手のつたの絡んだ壁を中心に描いてみた。
      
    高台の廃屋 
       (水彩 F6 2020-11)

     12月に入り、当面スケッチ活動も自粛
     描き残していたテーマをこういう機会に
     仕上げる。

     旅行中は時間がなく、描き切れなかったが 
     いつかは描こうと思っていたモチーフである。

    蔵と赤レンガ塀 (その1)
         (水彩 SM 2020-11-7)
      同じ場所でふと振り返ると別の坂道があった。
      そこには、蔵と赤レンガ塀が ここを描いてくれと
      言わんばかりの存在感で呼びかけてきた。  
      そこで
      まず一枚目は真正面に見下ろして描いてみた。

  蔵と赤レンガ塀 (その2)
        (水彩 F4 2020-11-7)
     レンガ塀に沿って、階段を下っていくと
     立派な蔵があった。 何の蔵か分からないが、
     レンガ塀を強調して、赤と白の対比で
     描いてみた。

     蔵と赤レンガ塀 (その3)
        (水彩 F3 2020-11-7)
       最後は蔵の正面まで降りてきて
       蔵とレンガ塀と坂道を描いた。
       この3連作でそれぞれの位置関係が
       わかり 面白い
      、高低差があれば
       構図がいろいろ考えられて 楽しい。

塩津港 遠望  
   (水彩 F4 2020-11-7)
    廃屋やレンガ塀を描き終えて、
    さらに坂道を上る。
    ちょっと歩いては左右の路地や 
    下の漁港を眺める。
    この辺りで一枚描いてみようと 座り込む。
    細い道だが、観光地と違って、
    誰も通らないので、
    ゆったり描けるのが 何よりありがたい。

   村落の一遇 (その2)(水彩 F3 2020-11)

  村落の一遇 (その3) (水彩 F4 2020-11)
    坂道の途中の路地をちょっと入ると 
    「ああ ここもいいな〜」 と思えるようなところが
    あちこちにある。
    何歩か奥に入るだけで 
    また趣が変わってくる。 
    縦構図よし 横でもよしと 
    スケッチをいろいろ楽しめる場所だ。
        
      
   港の一隅   (水彩 F4 2020-11)
     仲間は折角港に来たのだからと、
     はやばやと港の方へ降りていった。
     はやる気持ちを抑えて、村落の絵を描き上げ
     皆の後を追って、港へ。
     同じ描くなら 村落の情景を取り入れた構図で
     という思いで、縦構図で描き始めた。
     一部 時間切れになったので、帰宅後
     仲間が撮った写真を送ってもらい、仕上げた。

     HOMEへ、

     ギャラリー目次へ