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室津漁港 スケッチの旅 (1回目) 
(2016年)
     
   漁港への坂道(T)
       (水彩 P10 2016-04)
     街の通りから、徳乗寺の参道を上る。
     絵の道具を抱えてての 上りはけっこうきつい。
     苦労してもそれだけの価値ある場所だ。
     坂道の向うに漁港、いい組み合わせだ。
     木陰に陣取り、一気に描き上げた。

  漁港への坂道(U)
     (水彩 F6 2016-05)
    漁港を取り囲む高台へは幾筋もの細い道がある。
    これもその一つ。
    曲がった細い道の向うに海が見える。
    よくある構図だが、一枚は描いておきたくなる風景だ。

  朝の坂道
      (水彩 SM 2016-05)
    朝、目が覚めて朝食まで時間があったので、
    絵具と小さな紙を持って、あたりをブラブラ。
    朝陽を浴びた面白そうな坂道があったので、
    早速 描き始めた。

    地元のおばあさんと朝の挨拶。
    このあたりの昔話を聞きながら 筆を走らす。

  漁港への坂道(V)
    (水彩 F10 2016-05)
     ブラブラとある坂道をのぼっていくと、
     廃校らしき建物の向うに、漁港が見える。
     建物が気に入って、ここから一枚。
     折角、室津に来たのだからと、
     後ろの漁港を入れて描いたが、
     廃校だけでも面白そうだ。

   室津漁港夕景
       (水彩 F6 2016-05)
    高台からのスケッチを終えて、
    漁港へ戻ってきた。
    夕陽に照らされた 
    森の緑、白い船、おだやかな水面、
    まぶしいようなコントラストで輝いてみえる。
    これは一枚描いておこう。
    近景に桟橋をいれるか、リヤカーにするか、
    両方取り入れるか迷ったが、
    最終的に選んだのがこの構図。
    リヤカーを描くなんて滅多にないことだから 
    室津らしくていいかと自己満足の一枚。

  室津漁港、朝の坂道
   (水彩 F6 2016-05)
   室津漁港へ旅行に行ったおり、
   朝食までの間に、小さな紙にこの坂道を描いたが、
   その時出会ったおばちゃんのことを思い出し、
   6号に描き直してみた。

   年寄にはこの道は危ないので、手すりを
   つけるよう役場に何回陳情しても、やってくれない 
   という おばあちゃんのぼやきが 
   今も耳に残っている。
   
   おばあちゃんが落ちる前に 付けてほしいなと
   願わずにはおれない場所だ。

 小さなドック
   (水彩 F6 2016-07)
   室津の湾を取り囲む漁港の一角に
   小さなドックがあった。
   ちょうど船も入っているし、
   対岸に丘と街が見える。
   近所のおじさんが 
   「ここ描く人けっこういるよ」 と言う。
   漁港のまわりを うろうろしていたら、
   必ず目につくから、さもありなんと思う。
   天気が良く、外の明るさと中の暗さのコントラストも
   よくきいて楽しい絵となった。
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