ギャラリー目次へ、HOMEへ、
雑賀碕、答志島 スケッチの旅 
(2016年、2017年)

    雑賀碕漁港、冬晴れ
       (水彩 F10 2016-11)
     和歌山の雑賀碕へスケッチに出かけた。
     天候良し、旅館の料理も良し、これで
     いい絵が描けたら最高なのだが。。。。
     といういつものパターン。
     雑賀碕らしい山の斜面いっぱいの家々に
     手をとられ、全体のバランスまでは
     気がまわらなかったが、楽しい一日だった。
  
     雑賀碕漁港への道
       (水彩 F8 2016-11)
   
       背後の山からは 幾本かの曲がりくねった
       細い生活道が漁港へ向かって
       下りてきている。
       その途中には、絵を描きたくなるような
       場所もあったが、あまりにも細すぎて
       陣取るわけにはいかない。
       ここは、市役所の支所の前で
       少し余裕があった。
       前の蔵も酒屋も面白そうだったので
       西日がさす頃まで、粘って描いた。


     雑賀碕漁港の一隅
        (水彩 F8 2016-11)
       漁港に着いて どこを描こうかとブラブラ。
       目についたのが 干してある漁具や漁網。
       よく描かれているモチーフなので、どうしようかと
       迷ったが、後ろの雑賀碕の特徴的な小山を
       入れ込んで描くことにした。

    漁港への坂道
       (水彩 P20 2016-11)

      曲がりくねった坂道はどこであろうと 好きなのだが
      なかなか雰囲気どおりには 描けないものだ。
    三重県 答志島

         漁港の一隅(その1) 
         (水彩 F6 2017-04)


        鳥羽市の答志島が今回のスケッチ旅行先だ。
        漁村内をブラブラした後、
        まずは漁港をと取り掛かった。
        潮風も心地よく、筆の走りも滑らかだ。

     漁港の一隅(その2、路地1) 
             (水彩 F3 2017-04)
        漁港へ通じる路地は、作業小屋と住居が混在しており、
        どこも生活感がいっぱいで、
        覗きにくるおばあちゃんとの
        会話も楽しみのひとつだ。

      漁港の一隅(その3) 
            (水彩 F6 2017-04)
        二日目はやや天候が不安だったので、
        万一降ってきてもいいように、
        岸壁に通じる橋の下から見える村の風景を描いた。
        小さい紙では面白さを十分に
        表現できなかったのが残念だ。

      漁港の一隅(その4、老朽船) 
               (水彩 F3 2017-04)
        スケッチ旅行の楽しみの一つは、
        朝食前の散歩がてらの スケッチである。
        ホテルのすぐ前に停泊していた老朽船が
        妙に味があったので、描き留めることにした。
        

    漁港の一隅(その5、作業小屋)
            (水彩 F6 2017-04)
      漁港を取り囲むように作業小屋がある。
      干物や塩蔵わかめをつくったりしている。
      仲間が土産にわかめを買っていたので、
      自分もほしくなり買って帰った。
      早速 お酢を使った一品となり
      貧しい夕餉の花となった。
     漁港の一隅(その6) 
          (水彩 F8 2017-05)


       どの漁港でもよくある光景だ。
       岸壁を取り囲むように民宿や作業小屋が並ぶ。
       猥雑感を出すのに時間がかかるので、
       つい避ける構図だ。
       でも たまには一枚描いておきたい。

    漁港の一隅(その7、路地2) 
             (水彩 F6 2017-05)
      漁村では漁港へつながる何本かの路地にこそ
      味のある景色にでくわすものだ。
      現地に着くとまず路地をうろうろすることから始まる。
        
     漁港の一隅 (その5)(作業小屋)
                 (水彩 F8 2017-05)

       現場では 横構図で描いたのだが、 
       当初から縦構図も捨てがたいと 
       ずっと気になっていたので、
       改めて描き直してみた

      漁港の一隅 (その8)
          (水彩 F6 2017-05)
       漁港を取り囲む堤防の内側である。
       特にどおってこともない所だが、
       それ
まあ一枚描いておこう という気にさせてくれる。
       じっと見つめる顔に潮風が心地よい。

    答志島の朝   (水彩 P20 2017)  
               (新具象展出品作品)
     スケッチ旅行では、朝食までの間にブラッと 出て
     一枚描くのも楽しみのひとつだ。
     必然的にこういった朝焼けの風景を描くことが 多い。
    HOMEへ    ギャラリー目次