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建物のある風景(20)
(岸和田市 積川町、信貴酒造の辺り)2017年7月

     土塀涼風(その1)
              (水彩 P10 2017-07)
        疎水の流れているこの小路は
        昭和初期にタイムスリップしたよう。
        土塀や旧家、蔵に酒造会社と
        描きたいものが疎水に沿ってたっている。
        このあたりは木々が小路を覆い
        木陰の涼風が心地よく通り過ぎていく。

     疎水の流れる小径
       信貴酒造のあたり

         (水彩 F10 2017-07)
        積川神社を少し下ると、疎水の流れる
        静かな小径がある、土塀や旧家が並んでおり
        昭和遺産を感じる不思議な空間だ。
        信貴酒造の取り壊し前?の廃屋状態の蔵もあり
        思わず描きたくなる風情ある景色が続いている。
岸和田駅から、牛滝方面行きバスにゆられて約40分、
上稲葉バス停で下車、すぐ右に折れて
行けば狭い道路が南北に走っている。
これが昔の本街道であった。
道路に沿って、信貴酒造工場と本宅が同じ屋敷内に建っている。
面積 4500坪はあろうかと思われる広大な屋敷である。
本宅は今から200年余りも以前の徳川時代の建造物だそうだ。
酒蔵が並び、土塀が続き、昔ながらの落ち着いた警官を残している。
積川町では唯一の茅葺き屋根の建造物で、永く保存したいものである。
(残念ながら信貴酒造は平成11年に廃業されました)

      疎水の流れる小径 (その1) 
                (水彩 SM 2017-07)

    疎水の流れる小径 (その2) 
            (水彩  SM 2017-07)
      疎水と土塀の組み合わせが何とも
      絶妙な組み合わせである。 
      小径を覆いつくすような木立のお蔭で
      夏の暑さを忘れさせてくれる。
      疎水に沿って散策すると
      酒造会社の煉瓦の煙突が見えてくる。 
      これも一枚は描いておきたい。
      あっちも描きたい、こっちも描きたいと
      贅沢なひと時をあたえてくれる疎水だ。

     疎水脇の古木(その1)   
                (水彩 F6 2017-07)
        疎水の小径は上流側、下流側 
        どちら側でも絵に描けるのが面白いところだが、
        この古木の辺りも両方描きたくなった。

       先に見えてる旧家も面白そうなたたずまいだ。
        次はあそこへ行ってみよう

     疎水脇の古木(その2)  
                  (水彩 F8 2017-07)
     疎水脇に立つ酒造会社の絵を描き終えて、
      さて、次はどこを描こうかと、あたりをウロウロ。
      疎水脇に立派な古木が立っているのを見つけ、
      これも描きようによっては、面白そうだと しばし眺める。
 
   土塀涼風(その2)
       (水彩 F6 2017-07)
       疎水と土塀のある小路の
       この辺りも一枚は描いておきたい。
       立派なお屋敷の門前をお借りして描く。
       聞けば町内会長さん宅とか、感謝。
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     土塀涼風(その3)
              (水彩 F6 2017-07)
       土塀涼風(その1)のあたりを反対側から描いてみた。
       小径を覆う木々の緑が鮮やかだ。
       その木々の木漏れ日が一層 絵心をくすぐる。
       静かな疎水の流れと涼風、至福の一時となった。

       疎水その先は  
            (水彩 F6 2017-07)
         さて次はどこを描こうかと、
         疎水に沿って下っていくと坂道へ。
         疎水は多分この下を流れている牛滝川へと
         流れていくのであろう。
         その辺りは次 機会があれば描くことにしよう。

     土塀涼風(その4)   
           (水彩 F6 2017-07)

       疎水脇には 土塀と共に
       立派な蔵のある旧家が並んでいる。
       泉南地方には 
       どこも立派なお宅が多いのに驚かされる。
       絵に溶け込んでいる仲間の散策姿も涼風にマッチし清々しい。
     疎水のある小路
        酒造会社の辺り2(蔵)   
        
(水彩 F6 2017-07)
       疎水のある小径も 酒造会社の辺りまでくると
       どこをとっても絵になりそうで、迷うくらいだ。
       この場所も一枚目は酒造会社を中心に描いたが、
       二枚目はその向かいにある いわくありげな蔵を描く。

     疎水のある小路
          酒造会社の辺り3(帰り道)  
            (水彩 F6 2017-07)
        さあ帰ろうかと酒造会社のあたりに戻ってきた。
        まだまだ 描けそうだが、次の機会としよう。

     土塀涼風(その5)
           (水彩 F6 2017-07)
        疎水の小径の入り口から少し下ったところに
        この土塀がある。
        往時は立派なお屋敷があったのであろう。
        夕陽に照らされた土塀は 寂しげではあるが、
        凛とした佇まいは 今なお存在感がある。

     疎水の先に(その2)
           (水彩 F6 2017-07)
       疎水に沿って下っていくと、このあたりは
       何か曰くありげな旧家が多い。
       余りにも大きな建物で お寺かと近づいたら
       民家だったりする。
       そんな旧家をうまく取り入れて 
       構図を考えるのも
       このあたりのスケッチの楽しみだ。
     疎水の流れる小径
        信貴酒造のあたり

          (水彩 F10 2017-07)
       積川神社を少し下ると、疎水の流れる
       静かな小径がある、土塀や旧家が並んでおり
       昭和遺産を感じる不思議な空間だ。
       信貴酒造の取り壊し前?の廃屋状態の蔵もあり
       思わず描きたくなる風情ある景色が続いている。
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